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06月08日-02号

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  1. 那珂川町議会 2020-06-08
    06月08日-02号


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    最終取得日: 2021-08-22
    令和 2年6月定例会1 議 事 日 程 第2号   (令和2年6月那珂川市議会定例会)                                   令和2年6月8日                                   午前9時30分開議                                   於   議   場 日程第1 議案第52号から議案第56号まで及び報告第1号から報告第5号までの質疑 日程第2 議案第52号から議案第56号までの委員会付託2 出席議員は次のとおりである(17名)  1番  春 田 智 明            2番  坂 井   修  3番  田 中 夏代子            4番  吉 野   博  5番  伊 藤 智 子            6番  羽 良 和 弘  7番  臂   英 治            8番  松 尾 正 貴  9番  吉 永 直 子            10番  平 山 ひとみ  11番  壽 福 正 勝            12番  上 野   彰  13番  原 口 憲 雄            14番  若 杉   優  15番  津 留   渉            16番  江 頭 大 助  17番  高 原 隆 則3 欠席議員は次のとおりである(なし)4 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(12名)  市長      武 末 茂 喜        副市長     小 原   博  総務部長    川 口 省 二        都市整備部長  白 水 善 尚 総務課長選挙管理委員会書記長  市民生活部長  江 頭 哲 次        健康福祉部長  中 村 一 道  教育部長    三 浦 宏 志                結 城 直 哉  税務課長    日下部   篤        福祉課長    春 崎 幸 二  建設課長    上 溝 朋 之        教育総務課長  小 森 正 美5 職務のため議場に出席した事務局職員職氏名(3名)  議会事務局長  小 川 愛 子        局長補佐議会担当係長                                 米 澤 一 江  書    記  重 富 雄 太              開議 午前9時30分 ○議長高原隆則君) おはようございます。 現在の出席議員は17人です。早速本日の会議を開きます。 議事日程は、お手元に配付しています議事日程第2号のとおりです。 △日程第1 議案第52号から議案第56号まで及び報告第1号から報告第5号までの質疑議長高原隆則君) 日程第1、議案第52号から議案第56号まで及び報告第1号から報告第5号までを議題とし、これから質疑を行います。議案第52号、質疑はありませんか。若杉優議員。 ◆14番(若杉優君) 14番若杉優です。それでは、清流自民を代表して、議案第52号について質疑を行います。議案書19ページの附則第25条の新型コロナウイルス感染症等に係る寄附金税額控除の特例についてであります。議案説明では、行事の中止等により主催者チケット購入費払い戻し請求を行わなかった場合、当該購入額寄附金控除対象とすることについて規定するとのことでありましたが、そうすると例えば私がやまももやバンブーオーケストラのチケット購入して講演が中止になった場合、私が払い戻しを受けなかった場合、公職選挙法第199条の寄附行為禁止違反となり、罰せられるかどうかお示しをいただきたい。 ○議長高原隆則君) 結城選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長結城直哉君) お答えいたします。まず、寄附禁止についてでございますが、公職選挙法第199条の2第1項では、公職候補者等当該選挙区内にある者に対し、いかなる名義をもってするを問わず、寄附をしてはならないと規定されております。今回の寄附金税額控除は、国が指定するイベント中止等になったときに発生いたします払い戻しを受ける権利放棄した場合、控除対象とするものでございます。この権利支払い請求権という債権でございまして、既に債権放棄寄附に当たると示されておりますので、議員が本市在住者が開催するイベント等チケット払い戻しを受けなかった場合は、本条例改正にかかわらず公職選挙法禁止される寄附行為に該当するものと思われます。以上でございます。 ○議長高原隆則君) 若杉議員。 ◆14番(若杉優君) 私たち議員を初め、公職にある者がチケット払い戻し請求を受けなかった場合、公職選挙法に抵触するということは理解いたしました。払い戻しを必ず行わなければならないということですが、債権放棄寄附になるのであれば、ほかにも公職選挙法寄附行為禁止に抵触する場合があると考えますが、そうした留意するケースがあれば、この際ですので説明をお願いいたします。 ○議長高原隆則君) 結城選挙管理委員会書記長。 ◎選挙管理委員会書記長結城直哉君) お答えいたします。債権とは、特定の相手に一定の行為を要求する権利のことでございます。議員報酬の返上は寄附行為になりますが、これは報酬支払い請求権放棄に該当いたします。ほかの法律やその状況によって公職選挙法に抵触するか否かは異なってくると思われますが、例えば不動産経営による家賃の支払い請求権放棄や原価を下回るような値引きをするようなことも債権放棄となる可能性があると考えております。以上でございます。 ○議長高原隆則君) 次に、議案第53号、質疑ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長高原隆則君) 議案第54号、質疑ありませんか。松尾正貴議員。 ◆8番(松尾正貴君) 8番松尾正貴でございます。清流自民を代表して、議案第54号について2項目質疑を行います。最初に、議案20ページ、2款1項1目18節の職員採用試験費についてお伺いいたします。説明欄に記載の職員採用試験費SPI総合検査利用料ですが、職員採用試験に係るSPI総合検査とはどのような試験なのか。また、このSPI総合検査職員採用試験に用いることで今までの職員採用試験とどのような違いがあるのか。また、SPI総合検査を導入した場合の採用決定に至るまでの職員採用試験プロセスをお示しください。続いて、議案書34ページ、9款2項1目17節の学校ICT教育環境整備事業費及び校内無線LAN環境整備事業費についてお伺いいたします。まず、既に整備しているタブレット台数及び今回整備するタブレット台数を改めてお示しください。あわせて、1台当たりのおおむねの単価をお示しください。また、現在、全国的にタブレット整備が進められていることから、需要過多となっており、納品に相当な時間を要するとも聞き及んでいます。タブレットが納入される目安をお示しください。 ○議長高原隆則君) 川口総務部長。 ◎総務部長川口省二君) お答えいたします。まず、SPIの件でございますが、SPIとは株式会社リクルートマネジメントソリューションズが運営する能力検査及び性格検査から成る総合検査でございます。能力検査では、言葉の意味を理解し、文書や話の要所を捉える力や数的情報をもとに答えを導く力、論理的思考力を測定します。性格検査とあわせて実施することで、受験者がどのような仕事に向いているか、コミュニケーション力思考力、新しい知識、技術の習得の基礎となる能力等をはかるものでございます。これまでの職員採用試験との違いでございますが、従来は時事や社会に関する一般知識文書理解、数的推理等を含む公務員用試験問題を用いて集合型の筆記試験実施しておりました。今回実施する総合検査は、受験者コミュニケーション力思考力をはかるもので、主に民間企業で広く採用されております。テスト実施事業者福岡市のほか全国に設置し運営するテストセンターでの受験が可能で、受験者は市が指定する受験期間内に都合のよい日時でテストセンターに直接予約をし、受験することができます。採用決定までの試験プロセスとしましては、総合検査による試験のほか面接試験等を行い、採用を決定する予定でございます。以上でございます。 ○議長高原隆則君) 三浦教育部長。 ◎教育部長三浦宏志君) お答えいたします。タブレット台数につきましては、今回の補正予算Wi-Fi通信タブレットを4,107台整備する予定でございます。また、本年度当初予算整備予定LTE通信タブレットが、児童生徒用として1,360台、教職員用として360台、合計1,720台でございます。よって、総台数といたしましては5,827台となります。今回の補正整備内容につきましては、国の補助対象となっておりますタブレット本体、キーボード、管理用ソフト及び補助対象外であります周辺機器、ソフトウエアなどを含めまして総額4億4,449万2,000円となっております。これを今回導入予定の4,107台で割りますと、1台当たり約10万8,000円となります。また、納入時期につきましては、全国的なタブレット整備によりまして時間を要する状況ではございますが、現状では令和年度末を想定をしております。以上でございます。 ○議長高原隆則君) 松尾正貴議員。 ◆8番(松尾正貴君) 議案説明では職員採用試験費SPI総合検査利用料については、新型コロナウイルス感染症の影響にて集合型の職員採用1次試験実施が困難であるからこのような形で実施されるということを説明なされました。このSPI総合検査においては、一時的に導入するものなのか、それとも当該試験方式を今後も実施するのかお示しください。続いて、今回のタブレット及び無線LAN整備は、新型コロナウイルス感染症対策として整備を図るとの説明もありました。今後、仮に再度休校になった場合、1人1台のタブレットが配備されることで、児童生徒に貸し出して、自宅に持ち帰ることでオンライン学習などが可能になることだと思います。その場合、児童生徒家庭タブレットを使用し学習することとなると想定されますが、今回導入されるタブレットWi-Fiタイプのもので、Wi-Fi環境が必要であると理解しております。小・中学校校内においては、無線LAN整備がなされることで児童生徒が使用する全てのタブレットWi-Fiに接続することが可能だと思いますが、全ての家庭Wi-Fi環境が整っているのかどうか把握しているのでしょうか。また、Wi-Fi環境のない児童生徒への対応はどのようにするのかお示しください。
    議長高原隆則君) 川口総務部長。 ◎総務部長川口省二君) お答えいたします。今年度採用試験につきましては、新型コロナウイルス感染症への対策が必要であることを考慮し、集合による感染リスクを減らすため、テストセンター形式総合検査を導入いたしました。来年度以降は、今年度実施状況、それから今後の社会情勢等を踏まえて検討することといたしております。以上でございます。 ○議長高原隆則君) 三浦教育部長。 ◎教育部長三浦宏志君) お答えします。本年度休校期間中にWi-Fi環境などの概略を把握するための調査を行っております。その結果、約9割の家庭Wi-Fi環境整備されております。本年度の当初予算導入予定LTE通信児童生徒用タブレットが1,360台ございます。児童生徒数に対する割合としては約25%になりますので、Wi-Fi環境のない約1割の家庭へはLTE通信タブレットを貸し出すことで活用は可能であると考えております。以上でございます。 ○議長高原隆則君) 議案第54号、ほかに質疑ありませんか。吉永直子議員。 ◆9番(吉永直子君) 9番、日本共産党吉永直子です。議案第54号令和年度那珂川一般会計補正予算、12ページ、歳入の国庫補助新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1億85万7,000円についてお尋ねします。部長説明においては、市内小・中学校タブレット整備に充てると説明がありました。タブレット購入費用環境整備への補助金については国の別メニューがあるわけですが、不足分地方創生臨時交付金全額で賄うということでしょうか。また、そうであるならば、タブレット整備に係る財源内訳説明を求めます。 ○議長高原隆則君) 川口総務部長。 ◎総務部長川口省二君) お答えいたします。タブレット整備に伴う事業費は、タブレット等購入費用が4億4,449万2,000円、校内無線LAN整備が1億3,514万5,000円の合計5億7,963万7,000円でございます。国からの補助金は、タブレット等購入に対するものとして公立学校情報機器整備費補助金が1億5,210万円、校内無線LAN整備に対するものとして公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金が3,828万3,000円の合計1億9,038万3,000円であるため、3億8,925万4,000円はほかの財源手当てを行う必要がございます。このため、今回増額補正しております新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1億85万7,000円をタブレット整備に充てております。以上でございます。 ○議長高原隆則君) 吉永直子議員。 ◆9番(吉永直子君) この新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金ですが、使途については感染拡大防止策地域経済住民生活支援と幅広く使える補助金なわけですが、全額タブレット整備に充てた市の考え方をお示しください。 ○議長高原隆則君) 川口総務部長。 ◎総務部長川口省二君) お答えいたします。新型コロナウイルス感染症については、国の緊急事態宣言が解除され、社会経済活動のレベルを徐々に引き上げる時期となっておりますが、いつ第2波、第3波が起こるかは予断を許さない状況であり、再度の小・中学校臨時休業も念頭に入れる必要がございます。また、国でも新型コロナウイルス感染症による小・中学校臨時休業対応するため、令和年度までに児童生徒1人1台のタブレット整備を行う計画としていましたが、この計画を見直し、令和年度第1次補正予算補助金全額前倒し予算化しております。このような状況を踏まえ、臨時休業中も学習環境を提供する必要があることから、児童生徒1人1台のタブレット整備のために新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当し、事業を行うこととしたところでございます。以上でございます。 ○議長高原隆則君) 吉永直子議員。 ◆9番(吉永直子君) 第2波、第3波の事態も考え、環境整備を早めているということは理解できます。しかし、本市では既に当初予算LTEタブレットを1,700台ほど予算化しており、来月には使えるようになるとも聞いております。現在、家庭ネット環境タブレットの有無など確認が行われているようですけども、臨時休校中のオンライン授業実施のためのハード面はクリアできているように思えます。多くの支援が求められるこのコロナ禍で、臨時交付金1億円、さらに市の財源3億円を使ってまで全生徒分を今そろえる必要があるのかと思うわけです。最後に、1点確認させていただきます。先ほどタブレット整備における国の補助金全額前倒し予算化されたとおっしゃいました。来年度以降でのタブレット整備には補助金がつかない、今年度しかないとの理解で間違いないでしょうか。 ○議長高原隆則君) 川口総務部長。 ◎総務部長川口省二君) 令和年度までの計画をしておりました補助金関係について、今回、第1次補正予算予算化をされておりますので、来年度以降についての補助金はないものと考えております。以上でございます。 ○議長高原隆則君) 次に、議案第55号から議案第56号まで及び報告第1号から報告第5号まで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長高原隆則君) これで質疑を終わります。 △日程第2 議案第52号から議案第56号までの委員会付託議長高原隆則君) 日程第2、議案第52号から議案第56号までの委員会付託議題とします。 関係常任委員会に付託したいと思いますが、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長高原隆則君) 異議なしと認めます。よって、関係常任委員会に付託します。 議案第52号、議案第53号、総務文教常任委員会議案第54号、総務文教常任委員会及び経済福祉常任委員会議案第55号、議案第56号、総務文教常任委員会。以上、各常任委員会での審査をお願いいたします。 以上で本日の議事日程は全て終了しました。 本日はこれにて散会します。              散会 午前9時50分...